高千穂神社

高千穂神社

高千穂神社 / たかちほじんじゃ
Takachiho-jinja Shrine

予備知識

高千穂神社は宮崎県の山奥、高千穂町にある有名神社です。ニニギ(瓊瓊杵尊)の天孫降臨神話の比定地です。

所在地

宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井神殿1037
1037 Kōdono, Mitai, Takachiho town, Miyazaki Pref.

高千穂町の中心市街である神殿通り(こうどのどおり)に面しています。神殿とは高千穂神社のことであろうことは察しがつきます。

アクセス

  • JR延岡駅→宮崎交通バス『高千穂バスセンター』まで約1.5時間→町営バスまたはタクシーで10分強
  • 延岡市中心部→車で50分、駐車場あり

祭神

主祭神
高千穂皇神
Takachiho-Sumegami
十社大明神
Jussha-Daimyōjin

高千穂皇神(たかちほすめがみ)とは皇祖神3代(ニニギ、ヒコホホデミ、ウガヤフキアエズ)とその配偶神(サクヤヒメ、トヨタマヒメ、タマヨリヒメ)を指すようです。

十社大明神とは神武天皇の兄であるミケヌ(ミケイリ / 三毛野命 / 三毛入野命)と、その妻子神9柱の総称とされています。

由緒

創建年不詳

社伝ではミケヌ(三毛野命)がこの地に皇祖神3代を祀る祭祀場を築いたのが起源とされており、第11代天皇である垂仁天皇の時代(実年代不詳)に社殿が建立されたのだそうです。

社格

国史見在社(論社)旧村社別表神社

国史見在社(こくしけんざいしゃ)とは『延喜式』に記載が無いものの、六国史(りっこくし, 『日本書紀』をはじめとする6つの国史の総称)に記載のある神社を指します。高千穂神社は六国史に記載のある「高智保皇神(たかちほすめがみ)」の有力候補地です。

高千穂神社の周辺地域

高千穂バスセンター

JR延岡駅から高千穂町の中心部にある『高千穂バスセンター』まで、バスで1.5時間程度です。天岩戸神社の記事でも書きましたが、山奥なのにけっこう栄えていて驚きます。

天岩戸神社はバスセンターから更に別のバスかタクシーを乗り継がないと行けませんが、高千穂神社は市街地に鎮座しており、バスセンターから700mと、さほど遠くはありません。

高千穂峡

高千穂へ来たら迷わずに寄るべき観光地が『高千穂峡(たかちほきょう)』です。

高千穂神社から直線距離は近いのですが、車以外でのアクセス方法が意外とわかりにくいです。車であれば素直に高千穂峡の駐車場へ行くべきですが、それ以外だと『高千穂大橋』バス停から遊歩道を歩いていくことを推奨します。私は気付かなかったのですが、高千穂神社の境内から自然歩道を歩いて行くこともできるようです。

高千穂神社

参道

神殿通りの『高千穂神社』交差点に大きな鳥居と駐車場があります。文字通り、高千穂神社の鳥居です。

鳥居をくぐると、中はこんな感じです。天岩戸神社と比べると観光客は少なめですが、木が鬱蒼と生い茂っていて、パワースポット感があります。なんというか、アニメ映画のワンシーンで出てきそうな雰囲気です。

神域

拝殿

拝殿はこんな感じで、左手前に夫婦杉があります。バイアスかもしれませんが、ここが天孫降臨の地だと言われれば、なんとなく納得してしまいそうです。

ところで、天孫降臨神話の舞台である「高千穂の峯」の比定地に関しては邪馬台国と並ぶ論争のネタになっています。ここ高千穂町のあたりを指すのか、はたまた霧島連山の高千穂峰(たかちほのみね, 1574)を指すのか。私個人的には、古代に現地の言葉で九州山地全体を「タカチホ」と呼んでいたのかなと思っています。

本殿

五間社流造の本殿は江戸時代(1778)建立で、国の重要文化財に指定されています。

1つ目の写真を良くご覧ください。本殿の胴体右下のほうに木彫りの彫刻がありますよね? これはミケヌ(三毛野命)が鬼退治をしたときの様子を象った像だと言われており、こちらも国の重要文化財に指定されています。

鎮石

高千穂神社のパワースポットとして有名な鎮石(ちんせき)は本殿の裏側にあります。触れば悩みや気の乱れを鎮めることができるそうですが、この様子だと触れなさそうですね。

荒立神社・四皇子社

荒立神社(あらたてじんじゃ)はサルタヒコ(猿田彦命)とアメノウズメ(天鈿女命)夫妻を祀っています。神武天皇、ミケヌ(三毛野命)、イツセ(五瀬命)、イナイ(稲氷命)の四皇子も合祀されています。

槵觸神社

なんだか見たことがないような漢字ですが、槵觸神社(くしふるじんじゃ)と言います。高千穂神社の巫女さんに勧められるがまま、来てしまいました。

参道

鳥居の形や大きさは高千穂神社とそっくりです。さすがに高千穂神社ほど手入れされていなさそうですが、こちらも六国史に登場する「高智保皇神」の比定地です。

土俵があるのは、祭神の1柱がタケミカヅチ(武甕槌命)の為でしょうか。毎年、奉納相撲や乳児同士「先に泣いた方が勝ち」という「うなり相撲」がここで開催されます。

神域

拝殿も本殿も高千穂神社と瓜二つですね。人が少ない分、よりパワースポット感があります。

天の真名井

槵觸神社の境内から少し坂を降りた川沿いに『天の真名井』があります。言葉で説明するのが難しいのですが、大樹の根元から聖なる水が湧き出てるような場所です。

↑かなりテキトーな説明やな

伝承によれば、ニニギ(瓊瓊杵尊)が天孫降臨したものの、水が無かったのでアメノムラクモ(天叢雲命)が高天原から水を引いて来たものだそうです。川の名前は神代川(じんだいがわ)です。

総括

私はここ数年で高千穂に3度も足を運んでいます。恥ずかしながら、初見では高千穂の有名神社といえば天岩戸神社しか知りませんでした。岩戸隠れ神話だけでなく天孫降臨神話の聖地でもあり、しかも高千穂峡のような絶景スポットもあるなんて贅沢です。

御朱印

高千穂神社の授与所で槵觸神社の御朱印も貰えます。

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