諏訪大社[下社]
秋宮・春宮

諏訪大社[下社]
秋宮・春宮

諏訪大社[下社]秋宮・春宮
すわたいしゃ[しもしゃ]あきみや・はるみや
Suwa-taisha Shrine <Shimosha> Akimiya&Harumiya
なぜ4社ある?

予備知識

諏訪大社は諏訪湖の畔にある信濃国一宮です。下社(秋宮・春宮)と上社(前宮・本宮)の計4社から構成されています。

諏訪四社

諏訪大社は超有名神社ですが、四社あることは意外に知られていません。

はい、私も実際に訪問するまで知りませんでした( ̄^ ̄)ゞ

下社は秋宮と春宮の二社、上社は前宮と本宮の二社で構成されており、合計四社です。記事も4記事に分けようかと迷いました。再訪で知識が深まれば記事を分けるかもです!

諏訪大社[下社]の所在地

春宮

長野県諏訪郡下諏訪町193
193 Shimosuwa-machi, Suwa district, Nagano Pref.

秋宮

長野県諏訪郡下諏訪町5828
5828 Shimosuwa-machi, Suwa district, Nagano Pref.

諏訪大社[下社]の祭神

主祭神
ヤサカトメ(八坂刀売神)
Yasakatome-no-kami

ヤサカトメ(八坂刀売神)は上社の主祭神であるタケミナカタ(建御名方神)の妻です。「諏訪大社の主祭神は」と聞かれたらタケミナカタと答えるのが一般的でしょうが、下社の主祭神はヤサカトメです。

ヤサカトメは海人族である安曇氏あずみしの出自と言われていますが、謎に包まれています。いちおう、農業神という位置付けです。

諏訪大社[下社]の祭祀

諏訪大社の祭祀といえば7年に1度おこなわれる御柱祭おんばしらさい/みはしらまつりが有名ですが、他のメディアでもたくさん紹介されていますので、あえて他の祭祀を紹介します。

遷座祭

下社では年に2度、遷座祭が行われます。2月には秋宮→春宮、8月には春宮→秋宮へ、神輿に担がれた神霊が遷座します。秋宮と春宮ができた歴史的経緯は不詳だそうです。ただ、農業の神様なので半年周期で場所替えするというのは「何となく」わかる気がします。

諏訪大社[下社]を主観的に格付け

由緒

★★★★☆
創建年不詳

社格

★★★★☆
名神大社信濃国一宮旧官幣大社別表神社

知名度

★★★★★

私は信州には縁もゆかりもない人間ですが、諏訪大社は子供の頃から知っていました。やはり御柱祭のインバクトは強烈すぎます。

アクセス

★★★☆☆
  • JR下諏訪駅→春宮まで徒歩20分
  • 春宮→秋宮まで徒歩20分
  • 秋宮→JR下諏訪駅まで徒歩12分
  • 春宮・秋宮とも中央自動車道『岡谷』ICより車で10分強(駐車場あり)

JR下諏訪駅は東京から直行の特急列車が停まるので、意外と鉄道アクセスが便利かもしれません。

スケール

★★★☆☆

春宮と秋宮がありますが、個々のスケール感はそこまででもありません。

観光

★★★☆☆

普段はそこまで観光地という感じでもありませんが、秋宮周辺の街並みは美しいです。

パワー

★★★★★
縁結び家内安全スタートアップ祈願

諏訪湖周辺は中央構造線と糸魚川静岡構造線が交差する地域です。まさに、大地のエネルギー溢れるパワースポットです。

諏訪大社[下社]の周辺地域

諏訪湖

諏訪湖すわこは長野県の中南部に位置する円形の大きな湖です。先述の通り、中央構造線と糸魚川静岡構造線が交差する場所で、地質学的に重要な場所です。

下諏訪と上諏訪

諏訪湖の東西には山が迫っており、北と南にそれぞれ開けた土地があります。北は下諏訪しもすわ、南が上諏訪かみすわです。地図で見ると上と下が逆ですが、そもそも北が上というのは現代人の固定概念です。

なぜ北が下諏訪かというと、北には諏訪湖から流れ出る河川が存在する、つまり下流側に相当する為です。ちなみに、その河川こそが天竜川てんりゅうがわです。そう、静岡県の浜松あたりに河口がある、あの大きな川です。源流が諏訪湖だと知って驚かれる方も多いのではないでしょうか。

諏訪大社[下社]春宮

境内

境内の4箇所に柱が建てられていますが、これは諏訪四社共通です。…なのですが、訪問時はそんな予備知識を持ち合わせていなかったので、2箇所しか気付きませんでした!

石鳥居

御影石の大鳥居で、万治二年(1659)の建立と推定されています。

神楽殿

江戸時代後期(17世紀後半)に造営された建造物だそうです。注連縄の向きや大きさが出雲大社と似ていますね。

幣拝殿

幣拝殿は左右に片拝殿を連結した造りになっており、いずれも国の重要文化財です。秋宮と同じ設計図で建造され、秋宮より1年早い安永九年(1780)に落成しています。

境外

下馬橋

石鳥居よりも100m手前の境外にあるアーチ型の橋(太鼓橋)です。私は完全に見落としていました!

もともとは室町時代に建造、江戸時代に修繕されたものだそうです。年2回おこなわれる遷座祭の神輿のみ、渡ることができるようです。

諏訪大社[下社]秋宮

境内

鳥居

春宮の鳥居と違って、こちらは銅製のようです。神楽殿が見えていますね。

神楽殿・寝入杉

神楽殿は天保六年(1835)の完成で、国の重要文化財です。

その手前にある大きな杉の木は「寝入りの杉」もしくは「根入りの杉」と呼ばれるそうです。

幣拝殿

幣拝殿も国の重要文化財です。春宮の幣拝殿と同じ図面で造られ、春宮に1年遅れて安永十年(1781年)に落成しました。

恵比寿社・山王台

帰りの方向で左手のほうに摂社の恵比寿社があります。祭神はタケミナカタ(建御名方神)の父と兄であるオオクニヌシ(大国主神)とコトシロヌシ(事代主神)です。

その傍らに山王台という展望スペースがあり、諏訪湖を眺望することができます。ここは木曽義仲きそよしなか(1154-1184)の配下である手塚光盛てづかみつもりの居城があった場所です。

諏訪大社[下社]の御朱印

もちろん四社とも参拝しました。下社秋宮→下社春宮→上社前宮→上社本宮の順で参拝するのが一般的だそうですが、私は春→秋の順でした。

一社一社は出雲大社を小振りにした印象ですが、湖の周りに四社点在というのもレアですよね。上社のほうも気になりますよね!

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