長門國一宮 住吉神社
すみよしじんじゃ
Sumiyoshi-jinja Shrine
予備知識
住吉神社は山口県下関市に鎮座する長門国一宮です。大阪の住吉大社、博多の住吉神社と並んで「日本三大住吉」の一つに数えられています。
社名
社名は『住吉神社』ですが、当記事のタイトルも含め、他の住吉神社と区別するために「長門国一宮」を頭に付ける場合もあります。また、住吉大神の荒魂を祀っていることから「住吉荒魂本宮」とも呼ばれます。
所在地
- JR新下関駅→徒歩20分
下関駅からのバスがありますが系統が分かりづらい上に渋滞に巻き込まれる可能性があります。新下関駅からのアクセスのほうがお勧めです。
祭神
| 主祭神 | 第一殿 | 住吉大神 Sumiyoshi-no-Ōkami |
|---|---|---|
| 第二殿 | 応神天皇 | |
| 第三殿 | タケノウチノスクネ(武内宿禰命) | |
| 第四殿 | 神功皇后 | |
| 第五殿 | タケミナカタ(建御名方命) |
住吉大神はウワツツノオ(表筒男命)、ナカツツノオ(中筒男命)、ソコツツノオ(底筒男命)の3柱に分かれます。名前の通り、海面、海中、海底をそれぞれ担っています。
由緒
『日本書紀』によれば仲哀天皇九年(実年代不詳)の創建です。神功皇后が三韓征伐の帰途において、住吉大神からの神託により創建したことになっています。
社格
住吉神社の周辺地域
新下関駅
住吉神社の最寄駅はJR新下関駅です。下関駅からは6km以上離れた内陸部ですが、全く発展していないわけではなく、マンションやロードサイド店舗が数多く立ち並んでいます。さすが、関門大都市圏と言われるだけのことはあります。
新下関駅から住吉神社までは歩けば20-30分ですが、『一の宮』バス停を経由するバスが15-20分間隔で出ています。バス停から東へ向かって住宅地の坂道を400mほど歩けば住吉神社に到着します。
ちなみに、この場所は響灘と周防灘、それに関門海峡からも等距離に位置します。海の神様を祀るにはまさに絶好のロケーションですね。
住吉神社境内
参道
白くて大きな鳥居が出迎えてくれます。参道の左手にある神池とのコントラストが美しいです。



楼門
石段の下端と上端にそれぞれ狛犬があります。下端の狛犬は青銅製で、何となく魚っぽい風貌ですよね? なかなかレアだと思います。
上端には朱色の美しい楼門があり、国の有形文化財に登録されています。こちらの狛犬はいかにも獅子っぽいです。


神域
社殿
楼門をくぐった先の正面に赤い拝殿があり、こいちらは国の重要文化財に指定されています。扁額には「住吉荒魂本宮」と書かれていますね。
また、その奥の本殿は国宝にしていされています。第1殿から第5殿までがあり、それぞれの祭神が祀られています。正面が住吉大神を祀る第1殿かと思いきや、向かって左端が第1殿、右端が第5殿となっているようです。




総括
同じ下関市内のメジャーな場所にある赤間神宮や亀山八幡宮に比べると、目立たない存在かもしれません。しかしれっきとした一宮神社であり、古代より響灘や周防灘を行き交う船を見守っていたことがわかります。他の住吉神社にも行きたくなりますね。
