小國神社

小國神社

小国神社 / おぐにじんじゃ
Oguni-jinja Shrine

予備知識

小國神社は二社ある遠江国一宮の一社です。古代から崇敬を集め、特に徳川家康と関わりが深いことで知られています。

所在地

静岡県周智郡森町一宮3956-1
3956-1 Ichimiya, Morimachi town, Shūji district, Shizuoka Pref.

アクセス

  • 新東名高速道路『遠州森町』スマートIC→車で約7分(大型駐車場あり)
  • 天竜浜名湖鉄道『遠江一宮』駅→マイクロバス10分

地図で見ると新東名のスマートICが近いのでアクセス楽勝かと思いきや、意外と大変でした。道は広いのに何故か迷路のように感じました。単に私が方向音痴なだけかもしれませんが。

遠い淡海の国

現在の静岡県西部は旧国名でいうと『遠江國(とおとうみのくに)』です。現代の仮名遣いだと言いにくいので「遠州(えんしゅう)」と呼ぶことが多いです。遠江とは(都から見て)遠い湖のことで、すなわち浜名湖を指します。

現在は政令指定都市である浜松市を擁し、なおかつヤマハやスズキといった有力企業のお膝元です。これらの企業からの寄進があることは想像に難くありません。

遠州の小京都

森町(もりまち)は浜松市と掛川市の間、新名神高速道路沿いの山麓に位置します。街並が京都に似ていることから「遠州の小京都」と呼ばれます。

祭神

主祭神
オオナムチ(大己貴命)
Ōnamuchi-no-mikoto

要するにオオクニヌシ(大国主)のことです。あえて社名を「大國神社」としなかったのは出雲大社に対する忖度でしょうかね?

由緒

欽明天皇十六年(伝)

欽明天皇は第29代天皇で推古天皇の父、聖徳太子の祖父にあたります。6世紀半ば、仏教伝来の時期です。その時代であれば、そこそこ信憑性が高いのかなという印象を受けます(あくまで印象)。

社格

式内小社遠江国一宮旧国幣小社別表神社

紅葉の名所としても知られており、多くの参拝客で賑わっています。

参拝レポート

周辺地域

小國神社へは高速道路のスマートICが近いですが、周辺には山以外に何もありません。神社の一角だけが別世界です。

小國神社

駐車場

大型駐車場が何箇所もあります。しかも平日なのに、境内寄りの駐車場は満杯でした。静岡県の西半分だけでそこいらの県より人口多いですからね。それに、交通手段がほぼ車一択というのもあるでしょう。

勅使参道

一ノ鳥居からニノ鳥居までの約200mを勅使参道がまっすぐに結んでいます。

途中、鉾執社ほことりしゃ宗像社むなかたしゃなどの摂末社があります。

歩いていて思うのは、とにかく鳥居や参道などが真新しくて綺麗だということです。おそらく、地元の有力企業の寄進によるものだと思われます。

家康公の立ち上がり石

徳川家康が小國神社で勝利祈願をした際に腰掛けたと伝えらえる石です。ニノ鳥居の左手前あたりにあります。

詳しい時系列はわかりませんが、三方ヶ原の戦い(1573)の前後、武田側に寝返った武将がこの付近に立て篭ったそうです。しかし小國神社の宮司たちは家康に味方し、いったん神様を遷座させることで家康に攻撃を認可しました。その際に神社は焼き払われましたが、後に家康自身によって再建されました。

拝殿

拝殿は明治十九年(1923)に再建されたものだそうです。もちろん、補修は頻繁におこなわれているものと思われます。奥の幣殿と一体化しています。

本殿

本殿は幣殿のさらに奥にありますが、おそらく外から見ることはできません。往時の出雲大社を模した大社造の建造物です。

金銀石

金銀石きんぎんせきは拝殿の左手前にあるパワースポットです。主祭神オオナムチ(大己貴命)ことオオクニヌシ(大国主)からの授かりものだとされています。石を撫でてから松を撫でればご利益を得られるそうです。

舞殿

ニノ鳥居の近くに舞殿があります。森町の舞楽は『遠江森町の舞楽』として国の重要無形民俗文化財に指定されています。ここ小國神社をはじめ、天宮神社や山名神社で開催されています。

御朱印

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