安房神社

安房神社

安房神社 / あわじんじゃ
Awa-jinja Shrine

予備知識

安房神社は房総半島の最南端付近に鎮座する安房国一宮です。房総半島南部の開拓神により創建されたと伝えられています。

所在地

房総半島のほぼ最南端と呼べる場所です。

千葉県館山市大神宮589
589 Daijingū, Tateyama city, Chiba Pref.

住所が示す通り、地元では大神宮と呼ばれているようです。

  • 館山自動車道『富浦』インター→車で30分
  • JR館山駅→バス乗車約20分『安房神社前』下車→徒歩10分弱

バスは1時間に1本程度のようです。

祭神

上の宮主祭神
アメノフトダマ(天太玉命)
Ame-no-Futodama-no-mikoto
相殿神
アメノヒリトメ(天比理刀咩命)
Ame-no-Hiritome-no-mikoto
下の宮祭神
アメノトミ(天富命)
Ame-no-Tomi-no-mikoto
アメノオシヒ(天忍日命)
Ame-no-Oshihi-no-mikoto

アメノフトダマ(天太玉命)は忌部氏の祖先で、岩戸隠れ神話においてアメノコヤネ(天児屋命)と共に儀式を行ったとされています。また、儀式をおこなうためのアイテム一式を調達したことから、経済や産業の神様とされることがあります。

アメノトミ(天富命)とアメノオシヒ(天忍日命)は兄弟神で、主祭神の孫にあたります。この地域の開拓神です。

由緒

創建年不詳

主祭神の孫にあたるアメノトミ(天富命)が神武天皇の命令で阿波国や安房国を開拓し、自らの祖先を祀る神社を創建したとされています。現在の地に遷座したのは奈良時代(717)だそうです。

社格

名神大社安房国一宮旧官幣大社別表神社

金運がつく神社として一部では知られていますね。

参拝レポート

周辺地域

館山野鳥の森

安房神社の周辺は『県立館山野鳥の森』という野鳥観察スポットとなっています。私は時間の都合で行けませんでしたが、『ふれあい野鳥館』という入館無料の施設もあります。

安房神社

参道

白色の神明鳥居が一ノ鳥居となっています。一ノ鳥居の横にある社号標は東郷平八郎(1848-1934)の揮毫です。

そこから二ノ鳥居まで桜並木の参道になっています。

ニノ鳥居をくぐれば、このようなカラフルな光景が広がっています。特に拝殿横の大銀杏が目を引きます。

厳島社

拝殿前の石段の脇にある末社です。海食崖かいしょくがいをくり抜いて造られたものだそうです。

上の宮(本殿・拝殿)

上の宮には主祭神であるアメノフトダマ(天太玉命)が祀られています。拝殿は鉄筋コンクリート製ですが、本殿は明治十四年(1881)築造の木造神明造です。

本殿は大銀杏に隠れていますが、見えることは見えます。

大銀杏は訪問した季節が季節だけに、その存在感が際立っていますね。樹齢は300年以上と推定されています。

御仮屋

神輿を納めるための建物です。3年に1回、近隣の神社から神輿が納められる神事がおこなわれるそうです。

下の宮

下の宮は上の宮に向かって右手のほうにあります。主祭神の孫であり開拓神とされるアメノトミ(天富命)が祀られています。奈良時代、養老元年(717)の創建だそうです。

御神木

槙まきの御神木で、樹齢は500年と推定されています。

総括

想像していたより大きな神社でした。境内の紅葉が美しかったので、観光地としてアピールしても良さそうに思えます。桜の季節ならなおさら楽しめるかと思います。

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